なら和み館

倒産したレストランを
「地域一番店」にするためのサービスイノベーション(2003年8月)

奈良観光の最大拠点である、奈良公園内の北海道料理レストランが倒産。奈良は建設制限が厳しく、新規で建物を建設するのが困難なため、新たな観光サービス拠点としてのイノベーションを展開するために、ノブレスグループがこの建物の所有権を獲得しました。

 

2003年8月にグランドオープンしたなら和み館は、観光バスで団体が利用できるレストランと3,000点を超える土産物が並ぶ店舗を備えた「奈良の観光客のための総合サービススポット」として生まれ変わりました。国内の団体旅行客だけではなく、アジア圏からの団体旅行や修学旅行などのニーズにも応え、連日多くのお客さまで賑わっています。

外壁は奈良の古くからの建築物に多い黒漆喰(くろしっくい)に替え、街並みと調和するように設計。

ハード面だけではなく、料理メニュー、土産物の品揃え、食器やアメニティなどのソフト面のサービス設計も綿密に行いました。奈良市役所や仕入れ事業者のメンバーで構成された「土産物とはなんだろう」という研究会も主催。グループの事業という観点を超え、奈良観光全体のイノベーションとなりました。

 


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