うぶすなの郷 TOMIMOTO

国・地域・企業が一体となった地域力創成事業(2017年3月)

日本の近代陶芸の巨匠であり人間国宝第一号の富本憲吉は、青磁や白磁、染め付けのほか、赤地に金銀で模様を描く「色絵金銀彩」などを手がけ、故郷の風景や草花をモチーフに独創的なデザインを生み出しました。現在も数多くのファンが存在するアーティストです。

 

その富本の生家は、没後親交があった同郷の実業家・辻本勇氏が譲り受けて整備し、1974年に「富本憲吉記念館」として開館したものの、2012年5月に維持管理が困難となり、閉館に。

その行く末が危ぶまれる中、公益社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボが「歴史的価値があり、存続させるべきだ」と土地と建物の権利を取得。安堵町の支援も受け、新たな体験型宿泊施設「うぶすなの郷 TOMIMOTO」として生まれ変わりました。

 

 

完成した「うぶすなの郷 TOMIMOTO」は延べ約370平方メートル。富本の代名詞ともいえる「四弁花模様」の題材となったテイカカズラなど、四季折々の草花や樹木が彩る庭園を望める部屋と、法隆寺の大野玄妙管長の書が飾られたレストランや若手陶芸家のための工房とギャラリーも備えています。

総務省「ローカル10,000プロジェクト」として、奈良県安堵町と連携し、観光交流や文化振興の拠点としての役割も担います。

 

 

2017年1月21日のオープンニングセレモニーの様子は数多くのメディアで報道され、ノブレスグループの最新プロジェクトとして注目をいただいています。

 

メディア掲載

朝日新聞 夕刊(2017年4月27日)

 

「地域人」第23号(2017年7月10日)

 

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